紫電改

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愛媛県愛南町

この紫電改は、南宇和郡城辺町久良、長崎鼻約200メートルの海底四十メートルのところに眠っていたが、昭和五十三年十一月城辺マリンクラブ会員によって確認された。
愛媛県は、機体を引き上げ、慰霊の誠を捧げ、恒久平和を祈念することとした。「紫電改」は、当時最も優れた局地戦闘機「紫電二十一型」で、その全容は、
全長:9.34m
主翼:11.99m
高さ:3.9m
装備重量:4.86t
時速:620km
エンジン:2000馬力
20mm機銃:四門
を備え、独特の自動空戦フラップを駆使できる海軍航空の掉尾を飾る優秀な戦闘機であった。この紫電改は旧第三四三海軍航空隊に配属され、昭和20年7月豊後水道上空で交戦したなかの一機であると言われている。県から委託を受けた藤田海事工業株式会社は、地元漁業関係者等の協力を得て、昭和五十四年七月十四日引き揚げた。機体は全面フジツボに覆われ、破損箇所も見受けられたが、原形をとどめていた。

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