はっきり みえて 水底の秋
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愛媛県西条市
山頭火
この句は、漂泊の俳人、種田山頭火が、四国遍路の途中、昭和十四年十月十三日、小松の香園寺を早朝出発し、「吉祥寺」「前神寺」の札所を巡り経てここ武丈堤に旅杖を止め加茂川の清流をすくって味わい詠んだものである。ここに、郷土の自然の恵みの中から息ぶく市民の心を育むため、この句碑を建てる。
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