中山の舞台

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香川県小豆島郡土庄町

国指定重要有形民俗文化財

舞台は、天保年間(1830年頃)に琴平の金丸座の舞台を参考にして再建築されたと伝えられている。建築様式は、茅葺き寄せ棟造りで、屋根の下部の四方に瓦を葺いた「四方蓋造り」になっている。間口は12.2m、奥行き10.15m、花道は上演の際に仮設される。廻り舞台、フドウ棚、二重台、太夫座、セリ、スッポン等の舞台機構を有し、江戸時代の典型的な歌舞伎舞台である。舞台の前後は地盤高低差があり、側面から見れば奈落へ出入りできるようになっている。この舞台で毎年十月十日に上演される「小豆島農村歌舞伎」は昭和五十年七月三十一日に香川県の無形民俗文化財に指定されている。平成四年二月、屋根(茅、瓦)の全面葺き替え工事を行った。

(看板引用)

中山の舞台

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