粟井坂新道碑

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愛媛県松山市

昔、風早郡と和気郡の境にある粟井坂は、個通の難所であった。大森籌(1829〜1903)小川村里正・郡副長は、人馬の通行を便利にするため岩山を切り開き道路の建設を思い立ち上司に相談したが受け入れられなかった。そこで貯金の策を設けて数年かかって金額が殖えたので、念願の新道工事を当時の郡長長屋忠明を通して県令(知事)岩村高俊に願い出たところ県税八百九十余円の補助で盛籌の意思に賛同した。明治13年(1880)7月27日完成。

粟井坂新道碑

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