砥部衝上断層

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愛媛県

四国のみずべ八十八ヶ所(番)

砥部町内には、様々な地層や岩石が分布しています。また、これらの中に、過去に起こった地殻変動を示すしゅう曲や断層なども見ることができ、さながら地質の標本室のようです。これらのうち最も有名なのは、砥部川の河床かがす淵付近にみられる中央構造線の露頭で、1938年(昭和13年)5月30日に「砥部衝上断層」として国の天然記念物に指定されています。ここでは、南から北に流れる砥部川を直角に横切る衝上断層を観察することができます。この露頭は、西南日本を南北に二分する大断層、中央構造線の活動した時期について貴重な情報を提供しています。ふつう、天然記念物は一つの物を示すのですが、この「砥部衝上断層」の場合は、断層面が露出しているかがす淵一帯が天然記念物に指定されています。

砥部衝上断層

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